マウント交換アダプター分解修理
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キャノンEFレンズを、マイクロフォーサーズマウントに変換する電子接点付きの マウントアダプターを購入し、使用していましたが2か月半で壊れました。 内部が複雑そうなので分解修理は控えていましたが、純正レンズが無いので 折角のカメラが使えません。 ダメモト覚悟で分解し、何とか直しました、とりあえづ使用してみることにします。 また何時壊れるかと思うと面白くないです、安心して使用できません。 保障のない用品は購入したくありませんが、こればかりは作ることができないので 購入せざるを得ませんね。 折角、修理したので分解工程をレポートします。 |
オートフォーカスが効かなくなったのは、8本の接点のうち1本が沈んだままになっていました、
分解図です、もっと簡単な構造かと思っていたら意外と複雑です。
ICチップのようなものが組み込まれています、メカ的なことは何とか
理解できるが、機械系の育ちなので電子的な事は全く分かりません。
上記写真2枚のひび割れは、力のかからない場所なのに、なぜ割れていたのだろうか? この穴には基盤の軸が入るだけで、あまり関係がないので、そのまま使用します。 問題はスプリングと絡まって沈んでいるピンを、直さないといけません。 絡まっているのでスプリングも変形していて、取り外すのに苦労しました、何とか取り外し 元道りに組み付け、レンズを取り付けてみましたが、今度は他のピンが沈んでしまいました。 どうやら、ピンとスプリングが絡んでスプリング穴に食い込んでいるようです。 |
アダプターをカメラから取り外す際、左に回せば脱着マーク位置で止まり、そのまま取り外せるのに、 「ガチャ」と異音がして通り過ぎ、左に幾らでも回っていたのは、ストッパーのネジが外れていたからです。 自宅で取り外した際、部品が落ちていたので、締め付け後、接着剤で固定しました。(下記写真) 負荷がかかるものでもないのに緩んでいたのだろうか、外れるなんてありえない。 |